ツキの法則―「賭け方」と「勝敗」の科学
谷岡 一郎

定価: ¥ 693
販売価格: ¥ 693
人気ランキング: 80074位
おすすめ度:

発売日: 1997-07
発売元: PHP研究所
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
冷静になれない人のための良書。
統計学を学びきちんと考えて見れば当たり前のことが書いてある。
ただその当たり前に考えられないのがギャンブルである。
これはギャンブルというもの、ひいては余暇をいかに過ごすか、自分の人生の中で遊びをどう捉えるのか
について、筆者が現状を憂い書いた本だと思う。
期待値や控除率に関しては細かい数字ではないけれど大まかには知っていたので驚かなかった。
やはり宝くじは悪い商売をしていて、意外にパチンコは地道に頑張っているのかな、とは思ったが。
斬新なのはその視点で、絶対に負ける方法からギャンブラーの心理を捉えるなど、実際コントラクト・ブリッジ
という競技でかなりの腕である筆者の文は説得力があった。ただギャンブルにのめり込んでいる人は
多くが心理的にわかっていてもやめられない状態であり、やはりギャンブルに入る前にこういった本で
冷静に言い聞かせることが必要だろう。
また
「宝くじを買い求める人は夢を買う、というよりは自分の社会的地位を変えたくて宝くじにすがる、
そしてそういった人は低所得者だったり、あまり勉強をしてこなかった人に多い。」
という言葉は衝撃的だった。
確かに彼らは夢を追いかけているが、その夢とは1億円なりを手に入れた姿で、そうなることによって、
現状を劇的に変えられることを夢見ているのだ。
ただその夢の大部分は実際は広告費や公共事業に消えていくことになるが・・・・。
あとがきとその周辺に書いてある遊びへの哲学とギャンブル関係の文に名を載せる学者に対しての思い、
ロジェ・カイヨワの遊びと文明の文章は必読です。
ギャンブルを科学の切り口から紐解く、クールな良書。
ギャンブルを統計学的に研究した良書です。長期的には必ず
負けるギャンブル(宝くじなど)、確実に負ける賭け方、まだ
ましな賭け方などが書かれており、非常に興味深かったです。
この本では、ギャンブルを生活の糧としてではなく、生活の
中のちょっとした「スリル」と「興奮」を潤いとして感じられ
るようなスマートな賭け方について書かれています。
例えば、競馬では毎回本命に小額を賭けるのではなく、ラン
ダムに大穴に賭けたほうが期待値が高いということについて、
統計学的に書かれています。
ギャンブルで賭ける方は「仕事」ではありません。期待値を
良く考えて余暇としてギャンブルは参加したいものです。
ギャンブルの「まだマシな賭け方」
0.今回遊ぶ金を「封筒」に入れる(0で終了。それ以上は賭
けない)。その金額が遊ぶための費用と考える。
1.10倍以内の3?4点に対し「小額」を掛ける
2.当たったら、「全額」を20?30倍に掛ける。
3.外れたら、また小額からスタート。
上記の戦略のメリット
1.時々大きく儲けることができる。
2.大きな賭け金のための資金は、競馬場から借りたものと考
える。つまり、自分の懐はそれほど痛まない。
3.大儲けの可能性が生まれ、大きく張って負けてもアツくな
らず、また小額でレースを楽しむことができる。
長く楽しむなら
ギャンブルを長く楽しむならゆっくり負けると感じた
確率論・統計学から考えると、数をこなせば、確実に負ける
競馬なら大本命の裏側を狙いたくなるのだが
宝くじは、買った瞬間に半分以上持ってかれている。
とても夢をつかめると感じなくなるのが現実か・・・