No.1理論―「できる自分」「強気の自分」「幸せな自分」
西田 文郎

定価: ¥ 560
販売価格: ¥ 560
人気ランキング: 3769位
おすすめ度:

発売日: 2006-11
発売元: 三笠書房
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No.1=Only 1
テーマに刺激を受けて手に取り、パラパラ捲って費用対効果を計算し、得をすると判断したので購入した。幾つかの事例を挙げてNo.1理論の素晴らしさを紹介しているが、個人的には駒大苫小牧の野球部がこの理論の薫陶を受けたことに驚いた。
本書の序盤からチラホラと駒大苫小牧の事例を取り上げているが、3年連続で決勝へ進出した快挙に狂喜乱舞した私のような人間にとっては、目から鱗が落ちるようなことが書かれている。
一見すると、当たり前のことが書かれているように思える。しかし、幾つかの点で特筆すべき箇所がある。図表を拾い読みしながら説明書きの箇所を読めば、この本が533円+消費税という価格からは想像出来ないような効果が得られるだろう。
そして、読んだ人の人生がマイナスからプラスに、プラスから+αに進化するだろう。
実行あるのみ
考えはすべて肯定文に直し、否定文が出てきたら、それを上回る肯定文で脳をウキウキワクワク状態に常にできるようにする。「やりたい」ではできない、「できる」「やる」と考えなければいけないなど、自分の気持ちを常に前向きな言葉、思いに変え、行動することが大切であるという内容の本。しかし、現実、生活で意識しながら実行するのが難しい。
言うは易し、では「思う」は・・・?
著者は、有名スポーツ選手、受験生、経営者をご指導されており、その経験に基づいた豊富な事例で、成功する人達がどのように考えているのかがよく分かります。「成功したい」と思うんでなく、「成功した」状態をイメージし、脳をウキウキワクワク状態に持っていけば、はたから見れば大変な苦労も楽しくできる。なぜなら、その苦労は、成功までのプロセスにすぎないのだから。なるほど、もっともな話です。
しかし、潜在意識レベルで暗示をかけるのは、やはり、なかなか「凡人」には難しそうです。なぜ、難しいのでしょうか。その一つの理由には、「世間」との関わりがあるでしょう。自分の脳内の範囲にとどまらず、このような考えを他者に知られてしまっては、傲慢な人間と思われるのではないか。このように、人の目をどうしても気にしてしまう人には、この本に書かれている通りに「思う」ことも気恥ずかしく感じられるのです。
少なくともこの本を読んだだけで、成功した自分になるのは難しく、ある程度のトレーニングが必要な気がします。