麻雀王〈2〉最強の押し引き法則
『近代麻雀』編集部

定価: ¥ 500
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発売日: 2006-12
発売元: 竹書房
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危険牌、必ずしも当たり牌にあらず。
下の方が指摘されている通り、フリー雀荘の常連レベルにとっては当たり前のことが書いてあるらしいのだが、自分のようにフリー雀荘では今ひとつ勝ち味に遅いレベルの打ち手にとっては、まさに「目からウロコ」の一冊である。
この本の特徴は「メンタル面の強化」に特化しており、それはある局面で最も効率のいい打牌をチョイスするのではなく、いまある局面において、リスクを犯して「押す」のか、リスクを勘案して「引く」のかという状況判断を問題としている。技術論は別の書物をあたるべきであるが、この本の中でも指摘されている通り「麻雀は押し引きの判断が確かであれば技術的に多少劣っても好勝負は可能」であるということは、初?中級あたりの打ち手にとっては注目に値する問題と言えるだろう。この本はその判断を支える「麻雀の考え方」を学ぶことができるのだが、その有益さはメンチンの待ちを正確に把握することより何倍も重要であると確信している。
自分がこの本から自分が学んだことは次のようなことである。
「通っていない牌は基本的には全部危険牌であるが、当たり牌は多くて数種である。他の連中とて危険牌をつかんだかも知れず、自分がつかんだ危険牌が必ずしも当たり牌であるとは言えない。ならば、自分の手がリスクを犯すに足るリターンを見込める手なら躊躇なく勝負にでるべきで、それに必要なのは度胸ではなく、きちんとした状況判断である。逆に役満イーシャンテンでも後手を踏んだらきっちり降りる。」まだ色々あるが、それはこの本を手にとってそれぞれが考えるべきことであると思う。
他にも「役牌を絞る戦術は時代遅れ」「もろひっかけを躊躇する者に強者なし」など、打ちまわしについても言及があり、総じてフリー雀荘では今一歩という方々に対して非常に有益な書籍としてお勧め。2回分の場代程度の出費でそれを遥かに凌ぐリターンを得るに違いない。
デジタルっぽい
麻雀誌上で活躍する著者の最新刊。内容的には、捨て牌から受ける印象からどう対応するかが記されている。リーチかダマかオリかなど、様々な場面での対応が学べる。出版時期的にも、とつげき東北氏をベースにしていると思われる。初級の方には一応の指針として読むと吉だが、手慣れたフリー打ち雀士の方にはちょっと物足りないかも。要はメンタルだと締め括っている真の意味を読み解くのだ!